【効果を徹底調査！】高カカオチョコレートのメリット・デメリット

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高カカオチョコレートとは？

チョコレートは一般的に以下の4種に分けられています。

• ミルクチョコレート：原料に乳製品を使用したチョコレート
• ホワイトチョコレート：乳白色のココアバターを使用したチョコレート
• ダークチョコレート：カカオマスが40％〜60％程度配合されたもの
• 高カカオチョコレート：カカオマスが70％以上のもの

ミルクチョコレートは日本チョコレート・ココア協会で

定義が詳細に決められていますが

それ以外は明確な定義はありません。

ここでは、高カカオチョコレート＝カカオ含有率70%以上のチョコレートとして

紹介していきます。

一般的なチョコレートの含有率は30〜50％で、
砂糖やミルクなどを配合することで甘さを出しています。
一方のハイカカオチョコレートは、砂糖やミルクなどの量が
少ない分、主原料であるカカオ特有の味わいが強く、
甘さがやや控えめな点が特徴的です

引用：DANDELION　CHOCOLATE

高カカオチョコレートは甘さが少ない分、

カカオの風味を存分に楽しめるチョコレートです。

高カカオチョコレートの効果

カカオプロテインで満腹効果

カカオには「カカオプロテイン」と呼ばれる難消化性タンパク質が

含まれています。

難消化性タンパク質とは、食物繊維と同じような人の消化酵素で

消化されにくいタンパク質です。

高カカオチョコレートには100gあたり4gのカカオプロテインが含まれており

カカオに含まれる食物繊維と合わ去ることで、より満腹感をもたらし

整腸効果も期待できます。

ハイカカオチョコレートは食物繊維やカカオプロテインの効果により腹持ちがよく、便通改善に効果があります。

引用：CACOLOGY

カカオポリフェノールでアンチエイジング

高カカオチョコレートには「カカオポリフェノール」が

豊富に含まれています。ポリフェノールには抗酸化作用があり、

アンチエイジング効果が期待できます。

人間はエネルギーを生み出す際に酵素を必要としますが、代謝過程で吸い込んだ酵素の約2〜3％が活性酵素となります。また、紫外線を浴びたり、ストレスを感じたりしても活性酵素が生じます。活性酵素は、過剰に発生すると正常な細胞を傷つけてしまい、老化やガン、さまざまな病気に繋がります。ポリフェノールはこの活性酸素の除去をしてくれると言われているのです。

引用：筑後市立病院HP（一部略）

人は年齢とともにシミ・シワがふえ、老化していきます。その老化の原因は人の体内にある「活性酸素」です。カカオポリフェノールの抗酸化作用が活性酵素の働きを抑制し、老化効果が期待できます。

引用：神戸徳洲会病院HP

また、アレルギーの発症には過剰に作られる「活性酵素」

が関わってきます。

カカオポリフェノールは、この活性酵素を生み出す様々な働きを

抑制することが分かっています。

このカカオポリフェノールは、他にポリフェノールを含む食品と

比べても非常に高い含有量があります。

＜100gあたりの含有量＞

1. 高カカオチョコレート・・・840mg
2. りんご　　　　　　　・・・220mg
3. 赤ワイン　　　　　　・・・180mg

血圧の低下作用

カカオポリフェノールの主成分であるエピカテキンを

多く摂取することで、血圧の上昇を予防する効果も

認められています。

1 型高血圧患者に 6.3 g の高カカオチョコレート あるいはホワイトチョコレートを 18 週間摂取させた結 果，対照としたホワイトチョコレートを摂取した被験者 は血圧の変化は認められなかったが，高カカオのチョコ レートを摂取した被験者は有意な血圧低下が認められた

引用：カカオポリフェノールの包括的研究　カカオは神様の食べ物？／夏目みどり
　　　©️2018公益財団法人日本農業化学会

高カカオチョコレートのデメリット

これまで高カカオチョコレートの効果について触れてきましたが、

人によっては注意する成分もあります。

それは

• カフェイン
• 高い脂質　　　　　

です。高カカオチョコレートには100g中70g〜120gのカフェインが

含まれており、覚醒作用をもたらす一方で、子供や妊娠中の方には

注意が必要です。

また、脂質は100g中54.6gと、半分以上の割合を締めています。

脂質の制限をしている人には食べ方の工夫が必要です。

高カカオチョコレートの効果的な食べ方

1日200kcal以内で食べよう

高カカオチョコレートのデメリットを軽減して食べるには

間食の適正基準とされる、1日200kcalを目安に摂取しましょう。

ダイエット中の方であれば、100kcalが目安です。

高カカオチョコレートで有名な

「チョコレート効果　カカオ72％　15枚入り」だと

1枚28kcalなので、1日6枚程度（ダイエット中なら3枚程度）

が目安です。

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食べる時間は午後2時がオススメ！

高カカオチョコレートは、カラダ良い効果もある一方、

カフェインが含まれていたり、高脂質という特徴もありますので

寝る直前に食べると寝付きが悪くなったり、太りやすくなったり

とデメリットが生じやすくなります。

食べるタイミングのオススメは午後2時です！

昼食後に仕事や勉強で集中が途切れ、眠くなってきた時間に

カカオの苦みとカフェインの効果で集中力が高まり、

口寂しくなってきたところに、カカオの食物繊維と、

カカオプロテインで満足感を得ることができます。

まとめ

高カカオチョコレートは、一般的なミルクチョコレートに比べて

カカオポリフェノールやカカオプロテインなど、

魅力的なカカオの成分を効果的に摂取することのできる

優秀な食品です。

しかし、カフェインや高脂質など、場合によっては避けるべき

人もいますので、皆さんの生活習慣に合わせて

取り入れてみてはどうでしょうか。